2023-09-01から1ヶ月間の記事一覧

宗教と金(1)

このブログの主旨は、「宗教ないしスピリチュアル活動による魂の救済と世界平和は、金品と無関係であり、両者を関連づける宗教団体によるすべての行為に反対」というものである。 ※以下「魂の救済」で意味しているのは、救われていない先祖の霊の救済(成仏…

「憎い!」は悪い感情なのか?

「憎い」カテゴリーの感情は各種あるが、その発端に自分というものがないものから、あるものへと私なりに濃淡を並べると、こうなる。 無関係なことへの怪しからん⇒ 当事者としての怪しからん⇒ 嫌い⇒ 憎い⇒ 恨めしい 最初の二つは、義憤(公憤)といわれてい…

前世(過去世)の因縁って、あるのかな。

以下は、前世(過去生)のカルマ(因縁)があるという前提で書いている。 個人的なイメージだが、人生は巻物に描かれた地図の上を歩んでいるようなものだと思う。巻物なので、遠い先は見えない。もちろん選択の余地はあり、道(因縁)が枝分かれしていて、ど…

政教分離と政教一致―雑録

デンマーク王国は、憲法第四条で、福音ルーテル教会を国教と定めている。ルター派のキリスト教だ。これは、政教一致または政教不分離の形態の一つだろう。国教の維持のために、信者には教会税というのが課されている。しかし、「自己の信条・・・の故に・・・権利…

心の中からの声―自分にとっての何かを選ぶということ

日常生活は選択の連続だ。とくに、自分(達)にとって何かを買う、使う、借りる、決める、を我々は繰り返している。そのとき、周りや世の中への配慮を気づかせてくれるのは、自分の心の中からの声だ。 先日、スーパーである客が一番いいバナナを買おうと、バ…

『日蓮の手紙』を読んで

『日蓮の手紙』(植木雅俊訳、2021年、角川ソフィア文庫)を読んで、日蓮のイメージが変わった。細やかで素晴らしい指導者だと今や思う。そして、博覧強記かつ実行力に満ちた人だったのだろう。 日蓮が、信者の四条金吾に宛てた手紙の中に、崇峻天皇殺害の歴…

朝の日課―7回の合掌

昔~し、オヤジが言ってた。80年以上前の九州の風習。 朝起きたら、まず外でお日様(陽の神様)の方向に合掌、井戸(水の神様)に合掌、竈(火の神様)に合掌、神棚に合掌、仏壇に合掌、・・・・・・後は何だったかな。 全部で7回と聞いたような。丑寅(うしとら:…